防災図鑑〜[PART-1]災害復興支援団体LANの学生編〜 (芦家 幸菜)

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「うちの防災、母の性格」〜山本あいさん〜

○防災リュックの中には何が入ってる?

  水、ようかん、懐中電灯、マスク、乾パン

○なぜ防災リュックがあるの?

  お母さんの用意周到な性格が1番の理由。お母さんは災害時の様子をテレビで見ることで防災の大切さを感じるようになった。賞味期限が切れた保存食を買い直したり、新しい防災用具が出るとついつい買ってしまうので、我が家の防災リュックは日々新しくなっている。

○防災リュックが身近にあってよかったなと思うことは?

 日常生活を安心感を持って送ることができる。それ以外には自分の受けている防災関連の講義がより分かりやすく身近に感じるので防災に対して興味が湧く。また家族の生活スタイルがバラバラになり、共通の話題がなくなりがちだけど、お母さんが買ってきた新しい防災用具が共通の話題になり、家族全員で盛り上がれる。

○もし自分が1人暮らしをしたり家庭を持った時に防災用具を持ちたいと思う?

 自分にとって防災リュックがある日常が当たり前。そんな当たり前の生活を自分も引き継ぎたいと思う。

「もしかしたら」の事態は誰もが考えることができる。でも、あいさんや彼女のお母さんのように、その「もしかしたら」に備えて行動を起こせる人、起こそうとしている人は一体どれだけいるのだろう?

「自転自転車と山-これが僕の防災の理由」〜貝出祐規さん〜

○どんな防災用具を持ってる?

防災リュックの中身は保存がきく缶詰、ペットボトル10リットル。救急箱には絆創膏、消毒液の他に人工呼吸器など本格的なものも揃えている。

○なぜ防災リュック、救急箱を持とうと思ったのか?

 防災リュック(主に非常食)を持つ理由は下宿先の立地。。下宿先が山の方で、近くには簡易的なスーパーやコンビニしかないので保存がきく缶詰やレトルト食品は週末にまとめてコストコに買いに行っている。買ったものの一部は非常用に置いているけど、本当の目的は日常の食生活をバラエティ豊かにするため。

 救急箱は自分の趣味が大きく関係している。昔からサイクリングが好きで、どこでも自転車で行ってしまう。一度実家から大阪市までの往復40キロを自転車で漕いだこともある。長距離を自転車で漕ぐことが多かったので、怪我をしたときにのために自分用の救急箱を作っていた。大学に入る前には自分用の救急箱がとても充実したラインナップになってきた。実家に置いていくのはもったいないと感じ、下宿先に持っていくことにした。大学で始めた災害ボランティアをきっかけに災害医療に興味を持ち、救急箱の中身をさらに進化させ続けている。

最初は自転車での安全対策のためだった救急箱づくりが、今は災害ボランティア活動によって生まれた災害医療への興味が救急箱を進化させ続ける大きな目的となっている。救急箱は誰にも負けない自信がある。

○防災用具が日常の中で役立ったこと

 災害の影響を大きく受ける山間部に住んでいるため、台風の時などは外に出れない。そんな時に備蓄していた食料などが大きな助けになる。また救急箱は災害ボランティアの活動時や日々の自転車生活の中で役に立っている。

自分の大好きなことが自分だけでない誰かを助けることにつながることがある。お笑いが大好きで家にいるとずっとYouTubeで動画を見続けてしまう。そんなことも、もしかしたらいつか誰かを助け、守ることのできる新しい「好き」につながるかもしれないと思うと心が踊った。